「WordPressに興味あるけど、使い勝手とかイメージしづらい……」
という疑問を解消したければ、実際にWordPressを触ってみるのが一番です。
そこで今回は、WordPressを無料でお試しする方法をまとめて紹介します。
先に結論をお伝えすると、一番のおすすめはエックスサーバーのお試しプログラムを使うこと。
使いやすさ、性能、そして実績も圧倒的。もちろん、このブログもエックスサーバーを使っています。
WordPressには2つの種類がある
ひとことでWordPressといっても、「サービス型」と「インストール型」の2種類があります。
1. サービス型
サービス型とは、「はてなブログ」や「アメーバブログ」と同じような、WordPressベースのブログサービスです。
「WordPress.com」というサイト(英語)に登録すると使えます。
参考 WordPress.com: Create a free website or blog
が、この方法にはものすごいデメリットがあります。
WordPressの本当におもしろい部分である「テーマ」や「プラグイン」に一切触れないんです。
全てデフォルト状態のWordPressをとりあえず使うぶんには十分ですが、WordPressの本来の魅力に少しでも触れたいなら「サービス型WordPressを選ぶべきではありません。
2. インストール型(おすすめ)
インストール型とは、自分で準備した環境にWordPressをインストールして使う形を指します。
WordPress本来の機能をフルに使えるので、お試しするならインストール型を選びましょう。
インストール型のWordPressを無料お試しする3つの方法
では、「インストール型」のWordPressを無料で試すにはどうすればいいのでしょうか。
方法は3つあります。
1. 自分のパソコンにインストールする
「InstantWP」を使って、自分のパソコンにWordPressをインストールできます。
詳しい手順は次の記事にまとまっています。
参考 新しくなったWordPressローカル環境、InstantWPのインストール方法と使い方。
ただし気をつけなければならないのが、この方法はWordPressをヘビーにカスタマイズする人向けという点。
WordPressの中身の構造(Webサーバー、MySQL、PHPなど)がある程度わかっている前提なので、正直初心者向けではありません。
2.クラウド開発環境を利用する
クラウド開発環境である「Cloud9」には、WordPressが使える環境を自動で立ち上げる機能があります。
詳しい手順は下記の記事にまとまっています。
参考 簡単数分!Cloud9でクラウド上にWordpressテスト環境を作成する方法
一応無料でお試しできる方法ではありますが、WordPressに関連するプログラム開発を行うエンジニア向けなので、初心者にはおすすめできません。
なんせWordPressを起動する方法が「IDE起動後にRun Projectし、コンソールのログに吐かれたURLをクリック」なんですから……
3. レンタルサーバーの無料お試しを使う(おすすめ)
そこでWordPress初心者に一番おすすめなのが、レンタルサーバーの無料お試しプログラムです。
おすすめな理由は3つあります。
1)WordPressのインストールが超簡単
レンタルサーバーにはだいたい「WordPress自動インストール」機能がついています。
ガイドに従ってポチポチクリックしていけば、ものの数分でインストールが完了し、すぐWordPressが使えるようになります。
2)ヘルプ、手順、解説が充実している
レンタルサーバーには、ヘルプや手順、解説が非常に充実しています。
なぜなら業者の使命は、自分のサービスを多くの人に使ってもらうことだから。
多くの人をカバーするには、「サーバーって何?」というレベルの初心者もターゲットに入れなければなりません。
そのため初心者でも一発で理解できる解説やヘルプが必要で、なので業者側もヘルプコンテンツを充実させているんです。
こういう背景から、レンタルサーバーは他の方法と比べ、わかりやすい情報が手に入りやすいのです。
3)本格運用と同じ環境が使える
事実上、「WordPressを本格的に使う=レンタルサーバーでWordPressを動かす」です。
なら初めからレンタルサーバーでお試ししておいて、感じをつかんでおくほうがトータルで早いでしょう。
無料お試しできる、おすすめレンタルサーバー
では、どのレンタルサーバーを選ぶべきなのでしょうか?
実はひとことでレンタルサーバーといっても、ざっと数えても20以上の業者があります。
そこで今回は、
- 性能や使いやすさに定評がある
- サポートコンテンツが充実している
- 実際に使ってみて感触がよかった
といった点から、「無料お試しの時点で触っておいて損しない」と自信を持っておすすめできるレンタルサーバーを3つ、紹介します。
エックスサーバー
エックスサーバーは、 数多くのブログに支持されている、レンタルサーバー界のデファクトスタンダードです。
サーバー性能は文句なし。管理コンソールは使いやすい。そして機能アップデートも積極的に行っています。(例:HTTP/2やnginxの導入など)
そして、多くの人が使っているからこそ「何かあったときはググればだいたい解決策が出てくる」ことが何よりの強みです。
無料お試し期間:10日間
公式 エックスサーバー
mixhost
MixHostは、最新の技術を積極的に取り入れたレンタルサーバーです。
- 従来のApacheやnginxより高速なLitespeedを採用
- 日本で初めてHTTP/2+QUICという最新プロトコルを導入
- 独自のキャッシュプラグインでさらなる高速化
後発組だからこそ、超前のめりに先進技術を採用できるんですね。
もちろんサポートコンテンツも充実しています。
無料お試し期間:10日間
公式 MixHost
wpX
wpXは、WordPressに最適化したレンタルサーバーです。
運営会社であるエックスサーバーが、圧倒的なWordPressサイト運用実績に基づき、独自の最適化の仕組みをふんだんに組み込んでいることが特徴。
そのかわりWordPressしか使えないという制限がありますが、WordPress以外を使わない前提なら選択肢に入れるべきサービスです。
無料お試し期間:14日間
公式 wpX
まとめ:ぼくはエックスサーバーを選びました
以上、WordPressを無料でお試しする方法のご紹介でした。
紹介した方法のなかで、ぼくが選んだ&1年半以上使い続けているのはエックスサーバーです。
- これまで目立ったトラブルが一度もない
- メンテナンスなどの連絡もこまめで信頼できる
- いちばん安いX10プランでもリアルタイム1000人は余裕
- セキュリティまわりがしっかりしている
サーバーのことを気にしなくていいぶん、WordPressそのものや記事執筆に集中できて快適です。
長い目で見ると、きっと行き着く先のサーバーだと思うので、無料お試しの段階から慣れておいて損はないと思います。
コメント
わざわざレン鯖借りなくてもローカルで試せばいいのでは
とくめいさん
コメントありがとうございます!
その手が……全然気づきませんでした。
調べてみたんですが、一発でインストールできるパッケージがあるそうですね。
https://nelog.jp/instant-wordpress