書いたブログ記事が広まれば自然と出てくるのがネガコメ。
ぼくも先日、人生初のネガコメをいただきました。
しかし思いのほかノーダメージでした。
別にぼく自身ずぶといわけではありません。むしろ打たれ弱い部類だと思います。
にもかかわらず、なぜダメージが少なかったのか。
その理由を考えてみたところ、精神論に頼らない3つの柱に行き着きましたので共有したいと思います。
ポイントは、ブログと記事と自分の関係を明らかにすること、そしてコメントの種別を見極めることです。
自分とブログの関係を明確にすること
まずはブログそのものについて。
自分とブログの関係、すなわち自分はどのようなブログを書いているのかが明確であることが一本目の柱です。
何のためにブログを書くか、つまりブログを書く目的は考えることは多いと思います。
一方、どのようなブログを書くか=ブログそのものの位置づけはあまり突き詰めて考えられていないかもしれません。
しかしブログそのものの立ち位置が明確でないと、強く殴られたときのよりどころがないため、一瞬でグラつきます。
ブログの位置づけとは自分とそのブログの関係性を決める土台です。
距離感という方がしっくりくる方もいらっしゃるかもしれません。
そこの線引きをハッキリさせておくことで、ネガコメによるダメージを軽減できます。
たとえばぼくの場合、「気楽な人生を送りたいと考えながら日々過ごしてる自分の経験が誰かの役に立ったらもうけもの」くらいの気持ちでブログを書いています。
別に誰かが何かをしなければいけないのだ、とか、これはこうすべきだからお前もそうしろ、といったたぐいのものじゃありません。
そのため、ネガコメがきたとしても「お役に立てなかったようで残念です」としか思わないわけです。
記事の目的と想定読者を明確にすること
次は記事について。
記事の目的、想定読者、そして記事の記載スコープを明確にすることが二本目の柱です。
記事を公開してみたら思いがけないところからカウンターパンチが入って心にグサッとくる。そんなことがあるかと思います。
これを避けるには、その記事が誰に何を伝えるためのものかをハッキリさせておけばOKです。
この仕切りができていると、的はずれなネガコメがきたとき「別にあなた向けの記事じゃないから」と捌けるようになります。
たとえば初心者向けの解説記事を書いたとします。
- 想定読者:あまり詳しくない人
- 記事の目的:興味を持ってもらうこと
- 記事のトーン:細かな正しさより楽しさをアピールする
このようにスタンスをきめておけば、重箱の隅を楊枝でほじくるようなマニアックなツッコミがきたとしても、そんなものお門違いだと言い切れるんです。
「嫌悪」「宗教論」「批判」を区別する
最後にコメントについて。
ネガコメの種類を正確に見分けることで、心へのダメージを最小限におさえることがかのづえす。
ネガコメの種類は下記の3つ。
- 嫌悪:感情レベル。論拠のない一言否定や著者の人格否定など
- 宗教論:価値観レベル。おすすめ系記事に対する「なんでこれ入ってないの」など
- 批判:記事内容に対する論拠ある指摘
記事を書く側としては、コメントをいただけること、つまり記事に興味を持っていただき行動を起こしていただけるのはありがたいことです。
しかしその中身をどう捉え活かすかは別の話。そこにひとつ、判断を入れましょう。
といっても、一概に「嫌悪は無視」「宗教論はスルー」などと決めるのではなく、自分の元気さに応じて変えればいいと思います。
たとえば
- 元気なときは「嫌悪」の裏まで読み取って今後の糧にする
- 通常時は「批判」のみ参考意見として拝見する
- 今日はもうダメだ!な日はコメントを見ない
というように対応に濃淡をつけることで、不要な消耗を避けることができます。
元気な時には元気に、そうでもないときはそうでもないペースでいいんですよ。
まとめ:芯をしっかりを固めよう
というわけで、ネガコメから心を守るための3つの柱というお話でした。
コメントへの対応はさておき、ブログの位置づけと記事のたてつけ(想定読者、記事の目的、記載スコープ)は自分が先手を打てるはず。
意外なところからのカウンターパンチで消耗しないよう、それらをカッチリ固めておくと精神衛生上とてもよいかと思います。
逆にそこさえ定まっていて記事の品質も一定担保できるなら、自分を卑下する必要は全くないんですよ。
https://bloglab.naenote.net/entry/underestimating-in-blog
コメント