ウィジェットを特定期間だけ表示させたい、という要件をピッタリ満たす便利なプラグインを見つけたので紹介します。
参考 Widget Visibility Time Scheduler – WordPress プラグイン | WordPress.org
Widget Visibility Time Schedulerの使い方
プラグインをインストールすると、次の画像のように各ウィジェットにスケジュール設定欄が追加されます。
この欄で
- 指定した期間・曜日に
- 表示するor非表示にする
が設定できます
期間については、Pro版を購入すると曜日ごとの表示時間帯など、より細かな設定ができるようです。
特に難しいことはありません。
使い方のサンプル
返信が遅くなる期間に案内文を出す
年末年始や長期出張、家族旅行中など、どうしても問い合わせへのレスポンスが遅くなる期間があると思います。
その期間だけ、たとえば「現在諸事情に鎧、お問い合わせへの返信に5営業日ほどいただきます」など案内文を出す。
そうすれば、問い合わせ元の期待値コントロールもできるのではないでしょうか。
キャンペーン期間中にCTAを出す
たとえば提携しているECサイトや広告案件で期間限定のキャンペーンを打つとわかったとき。
「〇〇キャンペーン中!」などのウィジェットを特定箇所に出しておきたくなりますよね。
そこで期間指定のウィジェットを使えば、キャンペーンの開始時に自動的に表示開始、終了時に自動的に表示終了させられます。
キャンペーンが終わっているのにバナーが出ちゃってる的な恥ずかしいことをせずに済みます。
「フォローRTでプレゼント」ツイートを記事に出す
Twitterのフォロワー集めでよくやる「フォロー&RTで応募完了」系のプレゼントキャンペーン。
あれTwitterだけで告知してもあまり拡散されない場合があります。
そこで、応募期間中だけ記事下あたりにツイートを埋め込んで表示させ、検索でたどり着く読者さんにも応募してもらう、なんて使い方もできます。
Widget Shortcodeと併用して記事を自動更新させる
ウィジェットにショートコードを割り当てられるプラグイン「Widget Shortcode」と併用すると、
- 期間限定ウィジェットをショートコード化する
- ショートコードを記事内に挿入する
- その期間だけ、記事内にウィジェットを表示される
という芸当ができるようになります。
ウィジェットエリアだけで一括挿入するのでは効果が薄く、記事ごとに挿入する場所を変えたい、と考えている人は、やってみてください。
注意:キャッシュのケアを忘れずに
ただし、期間限定ウィジェットを使う際はキャッシュへのケアが必要です。
特に
- AMPキャッシュ(AMP対応している場合)
- サーバーキャッシュ(WP Fastest Cacheなどキャッシュプラグインを使っている場合)
の2つは引っかかりがちなポイント。
期間限定ウィジェットを入れている記事をAMP対応から外したり、ウィジェットの表示期限にあわせてサーバーキャッシュをクリアしたり、キャッシュのしくみや挙動に関する知識を前提とした対応が必要なので、ご注意ください。
まとめ:なるべく自動化しよう
体感ですが、WordPressでブログを運営している人の8割は、価値を生まないどうでもいいタスクに時間を使いすぎている気がしています。
特に副業ブロガーやママブロガーなんて時間との戦いなんですから、時間だけ消費する価値のないタスクなんてさっさと自動化して、自分にしかできない価値ある部分に貴重な資源を投入できる世界線に立つほうがいいです。
WordPressは多くのプラグインや仕組みがそろっている、自動化を進めやすい環境です。自動化できるところはゴリゴリ自動化して、時間を有効活用しましょう。
以上「WordPressでウィジェットの表示期間を設定できるプラグインWidget Visibility Time Scheduler」でした。
参考 Widget Visibility Time Scheduler – WordPress プラグイン | WordPress.org
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